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Essay / ”sex slave”と言う言葉

Hazama Hisatakeさんのblog 「続・慰安婦騒動を考える」 から、

http://ianfukangaeru.blogspot.jp/p/blog-page_7.html

引用・・・当時の芸娼妓は身売りが普通だった。現在の言葉ではそれを人身売買やsex slaveと言う。無理に否定するのではなく、当時の日本人はそうやって生きていたのだと受け流せばいい(人身売買は、女性や娼婦に限らなかった)。「慰安婦の境遇には同情しています。彼女たちは貧しい家庭から親に売られた人たちでした。メモワール・オブゲイシャという映画をご覧になりましたか?"日本人"の娼婦は、みな気の毒な人たちでした(慰安婦とはそういう人たちです)」・・・確信犯的な反日屋でなければ、外国人は大抵これで理解してくれる。・・・引用終わり

残念ながら”sex slave”と言う言葉は、いわゆる慰安婦を指す言葉として一般的に使われている。

人身売買及び他人の売春からの搾取の禁止に関する条約 (人身売買禁止条約)は、売春とこれを目的とする人身売買を禁止するために1949年12月2日に国際連合総会決議により採択された。
第1条で『売春を目的として他の者を、その者の同意があった場合においても、勧誘、誘引すること』と『本人の同意があっても、その売春から搾取すること』を禁じている。
そして、娼婦の多くがそうであるように、前借り借金で縛られている状態も奴隷状態として扱われる。サラ金の借金で業者に風俗営業を斡旋された場合も"sex slave"であり、人身売買の容疑がサラ金業者にかかるという訳だ。
したがって、継続的な性的行為を強要される状態にある被害者は全てこの条約が適用され"sex slave"ということになる。

ついでに、”sex slave”と言う言葉が国連用語となったのは、世界人権会議(1993年6月、ウィーン)においてである。
北京会議行動綱領の原案(戦時性的奴隷制に関するもの)が、ニューヨークで1995年に開催された国連女性の地位委員会(北京会議準備会)に提案され、多くのNGO・政府の支持を得て、全会一致で採択された。
しかもこれが、(日本軍の)「従軍慰安婦」問題を解決するために必要な原則であるという理由で提案採決されたものである。
採決内容の不当性はともかく、”sex slave”と言う言葉の不当性について触れる必要があると考える人たちは、ここに充分注意して主張を行って欲しい。

下記の 池田信夫 blog : アメリカ人は「人身売買」を非難できるのか にもあるように「身売り」は貧しい世界共通のできごとである。つまり、「性奴隷」は当たり前、問題は政府や軍が関与したかどうかなのだ。「性奴隷」と言う言葉にことさら囚われる必要はないと思う。

下記は『池田信夫 blog : アメリカ人は「人身売買」を非難できるのか』からの引用
【どこの国でも戦地に売春はつきもので、売春に人身売買はつきものだった。戦前は貧しい農村で親が借金のかたに娘を女衒に「身売り」していたことは歴史的事実である。1991年に名乗り出てきた金学順も「親に売られてキーセンになった」と証言したので、これは強制連行ではない。そもそも軍が暴力で連行できるなら、人身売買する必要はない。吉見義明氏も認めているように、人身売買の主語は民間業者なのだ。
韓国側はこれを巧みに使い分け、日本に対しては「軍が強制連行した」という一方で、欧米には「日本は慰安婦を人身売買した」と問題をすりかえている。このため、米国務省でさえ「日本政府は人身売買を正当化している」と誤解している。彼らがsex slaveなどと問題にしているのは、強制連行ではなく人身売買なのだ(あるいは両者を混同している)】
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51856622.html?utm_source=feedly

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