日本は、
①先進国として原子力比率を高めることによって途上国の化石燃料による発展を促し、その果実を途上国と分け合う。さらに、準先進国に原発を輸出することにより化石燃料使用を抑制させ人類を破滅から救う。
あるいは、
②国内の原子力をゼロにして、準先進国にコスト高の再生エネルギーを強制し競争力を削ぎ落し、途上国には化石燃料さえ使わせず国際援助だけに頼らせ自立を諦めさせる。そうして人類の破滅を遅らせる。
・・・その二者択一を迫られるだろう。
上記は下記の記事を読んだ私の感想である。
私が主張したいことは次の二つ:
中長期的には原子力を上回る経済効率と安全性を持つ電源の開発が必須だ。
下記は過去のブログ。
上で述べたことは下記を踏まえた今後の日本のとるべき道である。
趣旨:原発0は市場の自由競争で達成されるべき。数値目標はナンセンス
脱原発は経済的な自由競争で化石燃料をつかったエネルギー源を凌駕するものをつくりだせば達成できる。 送発電分離と家庭や企業に自分たちの使うエネルギー源の選択ができる制度を導入し、市場原理を用いて、政策的に脱原発を誘導すべきである。早期に解決しなければならない問題を多く抱える日本でエネルギー問題が反原発か原発推進かの二つの選択肢で語られ、数値目標だけが先行するのは間違っている。