【中国の夢:中華民族の偉大なる復興とは】
有名な「中華疆界變遷圖」です。
標題は検索結果に反映しやすいように「中華疆界変遷図」としてあります。
1939年発行の中華民国時代の中等学校用地図は、彼ら(中華民族を称する支配階級の人々)が華夷秩序をどう教えて来たかを知る良い史料です。
「中国の夢」「統一中華」「中華民族」なるプロパガンダが、赤い貴族に率いられる人々にどういう「脳内世界」を構築させ、その周辺の国と人々にいかに危険を及ぼすかを想像する必要があります。
真正の歴史的事実に基づいた地図とは言い難いので、以下は気付いた事項のほんの一部を例に挙げたものだ。
▼南シナ海で今日チャイナが主張している「9段線」とは異なる海域を過去の中華の境界「舊時國界(旧時国界)」としている。
▼一度も支配下に置いたことのない地域が多数過去の中華界内に含まれている。