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台湾は台湾、台湾はチャイナの一部ではない / 広辞苑 第七版 

広辞苑中華人民共和国の一部?」「台湾省?」】

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欽定大清一統志

 

画像は

d.hatena.ne.jp


で紹介している「欽定大清一統志」の一部です。

 

台湾府(中略)
古くから荒服の地(都から遠く離れた土地)であり、中国(我が文明)とは行き来はなく、「東播」と呼ばれていた。明朝の時代には啓けてオランダ人(紅夷)の拠り所となっていたが、日本に属していた。
本朝(清朝順治帝の6年に鄭成功がオランダ人を駆逐して、承天府を置いた。「東都」と呼ばれていた。二縣を設け天興縣、萬年懸と呼んだ。その子である鄭錦が東都を改め「東寧」とよんだ。(後略)

 

「欽定大清一統志」は、清朝が皇帝の命令で編纂した公式の地誌(地理書)です。台湾は、鄭成功がオランダ人を駆逐するまで日本領だったと明記されています。鄭成功は、日本でもよく知られた日台の血を引く英雄です。

 

尖閣問題を調査していると現在のチャイナ政権に都合の悪い歴史的事実が次々と発見されて行くことになります。台湾は臺灣と言うのもその一つです。支那大陸政権との関連では清朝の康熙二十二年に鄭氏を滅ぼし福建省に台湾府を置き、雍正帝乾隆帝の時代までに台湾島に及ぼした実効統治の範囲は、台湾島の西岸部と北部のみでした(下記の画像を参照)。大陸と連絡が取れる沿岸部だけなのです。

 

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大清一統志 臺灣府圖 に描かれる台湾府全圖
澎湖諸島台湾島の西岸、沿岸部のみが描かれている

 

そして、清朝の最盛期でもその支配範囲は台湾島の山間部や、その東側には及ばず、そこに住む台湾原住の人々に及ぶことは決してありませんでした。

 

だからこそ、宮古島島民遭難事件を受け「我藩属タル琉球人民ノ殺害セラレシヲ報復スへキ」として、明治5年に明治政府が行った台湾出兵時に、清国政府が「台湾は化外の民の土地で清政府の責任範囲ではない(清政府が実効支配してない管轄地域外での事件)」として責任回避したのです。

 

その後日本支配を経てSF条約で日本が台湾の主権を放棄後、チャイナから流亡してきた国民党軍が不法支配しましたが、国際世界における台湾の法的地位は未定のまま現在に至っています。

 

サンフランシスコ講和条約日本が台湾の主権を放棄した後の台湾の法的地位は未定のままなのです。

 

なお、SF条約で日本が台湾を放棄というのは、チャイナに返還したという意味ではありません。文字通り日本が主権を放棄したのです。


「台湾は歴史的にもチャイナではない」「中華人民共和国台湾島を統治した実績はない」「台湾は台湾人のもの」というのが常識です。

 

 

余談ですが、上記のような事情ですので、尖閣諸島統治権が及ばなかったことは、「付属島嶼」であるはずの尖閣諸島に「大清一統志」が言及していないこと、その付属の地図にも記載されていないことで明らかです。それは、澎湖諸島が本文で言及され、付属の地図に記載されていることと対照をなしているというおまけまであるというわけです。

尖閣諸島 大陸の歴代政権(中国)はどう認識していたか - kaiunmanzokuのざれごと、たわごと、綺麗事

中共にとっては、まさにヤブヘビの状態です。

 

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大清一統志 臺灣府表
台湾府 台湾県 鳳山県 諸羅県 が、それぞれ
元朝時は「東蕃地」、明朝時は「紅夷地」と呼ばれ、
東蕃と呼ばれる原住民、紅夷と呼ばれるオランダ人に支配されていたと書いてある。

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