私がダライ・ラマ法王のミドルウェイを支持する理由
それは、ダライ・ラマ法王のミドルウェイが平和主義だからという単純な理由ではない。
中華人民共和国内にチベットが留まるということは、仏教による人々への影響を留めるということだ。モンゴル帝国にチベット仏教が広がったように、また、ローマ帝国にキリスト教が根を張り世界に広がったように。
チベットが中共の中にあることは、世界人口の数分の一を占める中共がその精神世界を飲み込んでいることに他ならない。それは精神世界が荒廃した中共の人々の精神を救うことになる。彼らが救われた時、仏教人口の広がりは10億を優に超えるということだ。
武装蜂起による独立よりも確かで強力で、何よりも遠大で根本的な方法なのだと思っている。独立を(自ら)求めないというのは、中共の版図がどうあろうと、チベット仏教という精神世界がチャイナ人を含めて広がっていき、やがてそれがいかなるものかを知ったひとびとの心を目覚めさせていくだろうと言う意味であり、中共が自らチベットを吐き出そうと出すまいと関係なく進んでいく出来事だから(独立を求めないの)だと思っている。
つまり、チベットにダライ・ラマ法王猊下という良心が存在する限り、ベストの方法である。
もちろん他の方法を支持する方を批判しない。なによりもチベット人が決めることだ。
上記は2017年3月24日にFBに投稿したもの