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欧州へ子供連れで命がけの密航に身を投じる人々を救う手段の提案

欧州へ子供連れで命がけの密航に身を投じる人々を救う手段の提案
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前にFBでシェアしたどこかの記事(探したけれど見つからなかった)がいみじくも問題点を指摘していた。つまり、現状の難民支援は、衣食住や医療という生命維持を中心とする人道支援が中心であると。これはこれで、最低限必要な支援として続けるべきだが、戦場や迫害から逃れられる周辺地域からさらに先進諸国へ避難民や移住民として移動をする人々がいる現実に対応するには不十分だ。


そこで、キャンプ地で下記の政策を即時実行に移すことを国連の関係機関、関係各国とNGOに提言する。


キャンプ地において


(1)難民が、人としての尊厳を保つための職業を確保して社会的地位を得ること。


(2)生老病死と言う逃れられない宿命を人間らしく対処できる環境。


(3)子供達に対し(先進国に準じる)教育をおこなうこと。


つまり、(2)(3)に対する対策を採り、病院や教育施設をキャンプ地に充足させ、キャンプ地を避難民の生命維持の場以上の存在にすること。その建設に避難民を積極的に用いること。子供を育てられる安定した環境を作り出すこと。衣食住の流通をキャンプ民自身が担えるような体制づくりをすること。(1)の実現と言い換えても良い。
つまり、準居留地を建設することが解決の道だ。


これにはもちろん問題がある。現に避難民を保護している周辺国の財政負担と潜在的脅威だ。永遠に居住してもらっては困るだろうし、短期的と言ってもテロリストや犯罪者が流入するリスクを負わなくてはならない。
当然、避難民を契約等で縛る必要があるだろう。権利義務を誓約してもらうのも良いだろう。それは、危難が去ったあと祖国復興のために故郷へ帰還するという約束と共になされることになるだろう。


しかし、これが現時点で、難民・移民の移動による諸問題を解決する手段であると思う。
国際社会が、周辺国であるトルコ、レバノン、ヨルダン等に援助を集中し、欧州へ子供連れで命がけの密航に身を投じる人々を救うこと。これしかないだろう。

 

下記は、私の大好きな はすみとしこ さんのイラストだ!

移民受入れだけが解決の道だという考えには断固反対する。

犯罪者やテロリストの流入を避けつつ、老人や子供、弱者にリスクのない難民対策を考えるべきである。

 

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