kaiunmanzoku's bold audible sighs

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掖玖は屋久島ではなく琉球ではないか

 

先日(2015-10-12)、「kaiunmanzokuのざれごと、たわごと、綺麗事」にこう書いた。

掖玖は、屋久島ではなく、後の琉球にあたるのではないか - kaiunmanzokuのざれごと、たわごと、綺麗事

これが、その戯言だ。

2015-10-12

掖玖は、屋久島ではなく、後の琉球にあたるのではないかCommentsAdd Star

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この2週間、ずっと日本書紀を読み返している。

掖玖、崑崙、大唐、ミシハセ、等々、国際色に溢れている。

掖玖は「やく」と呼んで屋久島だと言われているが、掖と言う字は宮殿や宮門を想像・連想させる言葉であり、玖は「きゅう」とも読めるので、後の琉球にあたるのではないかと想像している。

その後、中世沖縄語から日本の古代語を推測する作業をいくつか行ってきた。

驚くべきことに日本古代語の名詞が、現在のチャイナ語に近い音である場合があるとわかり、それを用いた素人の怖いもの知らずの推測である。

その考察方法を使うと、古代日本では「掖」は、yi もしくは yikと言う音、それに近い音だったかもしれない。また「玖」は、jiu もしくは chiu に近い音だろうし、 kyu と言う音を現在の日本語に残している。

yikjiu、 yikchiu、yikujiu、yikkhiuという音が riukyu になるまでは、それほど遠くない。それに「玖」に玉の意味があることを併せて考える必要もありそうだ。

 

「掖玖」とは、宮門の「玉」の意味がありそうだ。しかもその玉はヤコウガイの玉であろう。 参照: http://kaiunmanzoku.hatenablog.com/entry/2015/11/08/112316

掖玖は屋久島ではなく、宮殿や宮門の意味があり yik とも読める「掖」、玉の意味があり kyu とも読める「玖」を併せて読み yikkyu と発音し、後に琉球と呼ぶようになったのではなかろうか。

ヤコウガイ交易の広がりと併せて考えれば、そう突飛な考えではないと思う。

 

画像は、ヤコウガイを使ったアクセサリーと重要文化財を画像検索して合成した。

f:id:kaiunmanzoku:20151124211034j:plain

 

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