【陸の真っただ中に海渡(うと)】
広島県三次市に「海渡(うと)」の地名があることを知った。
広島と言っても、鳥取との県境に近い陸の真っただ中である。
しかも「帰海寺」という寺もある。木造薬師如来坐像は広島県重要文化財と書いてあり、大国主のウサギへの治療が日本最初の医術という考え方からすると、兎との関連を想像できて興味深い。
菟度和邇上 うさぎが丸木舟に乗って海を渡り来る「因幡の白兎」の物語に隠された意味、つまり倭と呼ばれる日本人がわたつみ(倭度的海)を渡ってきた記憶を指し示しているような気がする。
上記画像は ほしはら山のがっこう を開くと出てくるもの。
仏像の説明は下記