民族が独自の文化を持ち自由だという事は、その民族独自の軍を持つという事だ。
軍を失えば民族は文化と自由を失う。文化と自由を失えば民族は民族ではなくなる。
日本国憲法9条第2項の「軍の放棄」を改憲時に削除する理由として、啓蒙的な(プロパガンダ的な?)一文を考えていた。人々が「尊厳を持って生活する権利」には、民族の歴史や価値観を守ることが含まれている。
ウイグル人やチベット人が「ひとつの中国」に抑えられているのも、漢民族が抑圧されているのも民族や国家の上に「共産軍」があるからだ。
自由や独自の文化を護るために、自分たちの「軍」が必要だ。少なくとも、人類が進歩し、その叡智が戦争や争いごとをなくすまでの間は。