海幸彦と山幸彦の物語(7)神武天皇の誕生まで

【鵜葺草萱不合命の誕生】 しばらくして、豊玉姫がわたつみの国から山幸彦を訪ねてきました。 豊玉姫はわたつみの国で山幸彦の子を身ごもったので夫の元で出産すると伝えたのです。 そして、海岸に屋根を鵜の羽根と萱で葺いた産屋を建てようとしました。しかし、まだその屋根も完成しないうちに子供が生まれそうになりまし…