「倭」を「wo」と発音することから連想してみた
「wo」と発音できる「倭」と言う字は、隼人族の残した「ウ」と言う音と関係がありそうだ。
ウガヤフキアエズ(鵜萱葺不合)尊のウガヤとは「wo」を「倭」にして考えると、倭の伽耶(ウカヤ)と朝鮮を連想する音になるし、「鵜萱」の2語で読むと(ウクァン)になりそうだ、これは、倭の漢・韓・唐と漢字で書き表すことが出来る「カラ」に近い音になる。
これで連想するのは、日向の韓国岳だ。関係があるかもしれないではないか。
朝鮮半島が見えないのにカラ国とはおかしな名前だからいつも不審に思っていたが、倭の国の鵜萱葺不合尊との関係を示していると考えたら位置的にすっきりする。
倭(wo)漢・韓(kara)葺不合とすれば当時の政治的外交イベントが隠された言葉なのかもしれない。漢委奴國王は「からのうのとこく」と読んで韓国岳の位置が倭奴(うのと)国の位置を示しているのかもしれない。
「漢(から)の倭が、漢から東シナ海を、渡って、作った国、その王の印章」という意味であることが明らかになれば、「韓国岳」が、その「から」の「くに」であると思われるという推論が出来そうだ。
韓から菟が度った国、加羅の鵜戸(倭渡)の国であり、「韓国岳」が、その「から」の菟が渡って来た「くに」の省略形であるという推論が出来そうだ。ますます、鵜伽耶葺きあえずに繋がりを感じさせる。
そういえば、ソラツヒコが豊玉彦と添い遂げられられずに生まれた子がウガヤフキアエズではないか。
豊玉姫の住んでいた琉球は「から」とも呼ばれていたかもしれないし、豊玉彦と豊玉姫が住んでいた「わたつみ」は琉球より遠い「から」であったかもしれない。
いずれにせよ、日向と東ユーラシア大陸を結ぶ線上に存在した国であろう。
2016-02-16 《漢委奴國王は「からのうのとこく」と読んで韓国岳の位置が倭奴(うのと)国の位置を示しているのかもしれない。》の一文を追加した。暗示される事項のひとつだけを明文化して置く意図である。
2016年12月5日 『「漢(から)の倭が、漢から東シナ海を、渡って、作った国、その王の印章」という意味であることが明らかになれば、「韓国岳」が、その「から」の「くに」であると思われるという推論が出来そうだ。
韓から菟が度った国、加羅の鵜戸(倭渡)の国であり、「韓国岳」が、その「から」の菟が渡って来た「くに」の省略形であるという推論が出来そうだ。ますます、鵜伽耶葺きあえずに繋がりを感じさせる。
そういえば、ソラツヒコが豊玉彦と添い遂げられられずに生まれた子がウガヤフキアエズではないか。
豊玉姫の住んでいた琉球は「から」とも呼ばれていたかもしれないし、豊玉彦と豊玉姫が住んでいた「わたつみ」は琉球より遠い「から」であったかもしれない。
いずれにせよ、日向と東ユーラシア大陸を結ぶ線上に存在した国であろう。』の部分を追記。根拠は、下記を参照。
この後、因幡の白兎の考察を通して上記とは異なる可能性に気が付いた。2016年12月13日以降の私の考えについては以下を参照願います。
朝鮮半島の韓国(からくに)ではないが、その遥か先に本物の、真(まま)の、韓国(からくに)があると知っていて、(遥か洋上のウツホフネから)そう名付けた韓国岳が「真向」にある立地という意味である。(2016年12月14日追記)