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皇帝「倭的毎」は、倭大海 倭太陽を音にした、「海神(わだつみ)」の伏字?古代における「大日神」の読みが「大海神」と同じだ!

先日(2015年10月29日)のブログで陳侃の『使琉球録』に出てくる

「倭的毎」のことを下記のように書いた。

参考: http://kaiunmanzoku.hatenablog.com/entry/2015/10/29/221928

+++++++++++++++以下引用文+++++++++++++++

「皇帝」のよみが「倭的毎」となっていること。チャイナの音を無視すると「わだつみ」と読めないこともない。海神であれば大変なことだ。が、これを書いた当人は wodidai?wodedai?woteda?等の読みのつもりで書いたはずだ。

 ちなみに teda「てだ」は、沖縄では太陽であり、王であるとは、私でも知っている。もしこれが wojinateda「うちなてだ」であれば、琉球王(琉球の太陽)で間違いないところだ。wojinateda「うちなてだ」の jina の部分が di や te に変化して woditeda、woteteda と言う風に倭的毎とチャイナ語で読みを振れるような変化を遂げたと考えられるなら、「皇帝」を意味する読みである「倭的毎」は「わだつみ」の意味を持っていた言葉だったと考えられるのではないかと想像する。

 いっそのこと、0003 の「月」の読み方と同じとして「的」を tsu と読めば、wotsumiと(mi は日本語の音、チャイナの音では wotsuda か wotsudai となる)より、「わだつみ」に近づく。

一つ確実にいえるのは、「毎」と「海」とは同じ音を持つから「『わだつみ』とも読める『倭的海(日本の海)』と書いて、16世紀の明人にチャイナ語で発音させれば、中世沖縄方言の『皇帝』になる」ということである。

 『使琉球録』を見たり読んだりする人々は、まず第一に時の明国の朝廷関係者だろうし、彼らが皇帝を敬い憚るのは当然である。それが、倭的「海」ではなく、「毎」を読みに用いた理由であろう。書く方も読む方もそれを多分に意識した可能性が容易に推測できる。

+++++++++++++++引用終わり+++++++++++++++

 しかし、考えて見れば「海」だけを「毎」に変えたと考えるより。「的」は ts や te の音を持つ言葉であるのだから、「大」や「太」の代わりに用いたと考えて、「的毎」の部分を「大海」「太陽」として、「倭大海」「倭太陽」の語をあてる方が合理的だと気付いた。

 それぞれ、「日本の大海」、「日本の太陽」と言う意味を持ち、「沖縄の大海」、「沖縄の太陽(てだ=国王)」を導く言葉になる。

 沖縄の王が海神であるというのは、この現象を説明するのに全く違和感を感じさせない話であり、理由付けである。むしろ、「そうだったのか」と納得させる理屈と言えるだろう。問題は裏付けだ。

 意富比神が「大日神」すなわち「偉大な太陽神」とされているのにもかかわらず、海神と結びつけられている謎をご存じだろうか。平安中期の『日本三代実録』貞観5年(863)の記事で、「下総国意富比神」の記録がある。船橋大神宮がそれである。

 意富比神社(船橋大神宮)について - 意富比神社 船橋大神宮 公式サイト

 「大海」と「太陽」が同じ音を持つと知れば、おのずと答えが出る。

 

 古代における「大日神」の読みが「大海神」と同じだということだ。

 

 「倭」が wo と発音し、隼人族の残した九州各地を中心とした地名や神社に「う」が存在する謎と、この話はリンクしていくことだろう。

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平瀬マンカイ http://tabiiro.jp/leisure/s/202116-oshima-hirasemankai/ からの画像

 

 

 

 

 

 

 

 

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