【老朽火力だけがトラブル源ではない】
北海道電力と政府は「万一トラブルが起きても必要な電力を確保できる」とみて、北海道胆振地震発生から続けて来た「2割節電」目標を解除したが、その解除措置の説明には本州と北海道を結ぶ「北本連系設備」60万kWが最初から積み上げの数値に含まれている状態だ。
つまり、今回ブラックアウトした電源の一つである「北本連系設備」60万kWのトラブル一つ起きれば、対策見直しは必至となる。
本来は、北海道だけで地域電源として独立した電源を確保できなければ安定供給とは言えないだろう。電力系統からの電気は、そのバックアップであるはずだ。
ちなみに泊原発が運転を停止し電力逼迫状態となった2012年には火力発電所の計画外停止や出力抑制のトラブルは北海道電力管内だけで91件あった。(北電報告書より)
#原発再起動
画像は昨日(2018-9-15)の読売。
上記はFBに投稿した意見を補足して書き直したもの