【調査のまとめ】『帥字旗』ならぬ『「㠯巾」字旗』は1871年に朝鮮国軍がアメリカの測量船を奇襲したことで起きた「辛未洋擾(シンミヤンヨ)」 で、朝鮮軍を率いたオ・ジェヨン(魚在淵)将軍の旗。
イ・スンシン(李舜臣)が文禄・慶長の役で『帥字旗』を掲げていたという歴史は存在しない。
また、「帥」の旗は宗主国である明や清の将が用いたが、属国(朝鮮等)の将は(宗主国の将に遠慮して?)「㠯巾」を用いた形跡があるらしい。
卑屈と言うより属国としては当然だったのでしょう。むしろ「小中華」としての誇りを持っていたという証拠なのではないでしょうか。
NHKは「相手の主張をそのまま伝えた」時は訂正をしないんですよね。間違いではないと言って。でも視聴者に誤りを告げないのは虚偽を信じ込ませることになると思うので、正式に訂正してもらいたいものです。

