秀吉は1591年にはフィリピンに使者を送り、スペイン王に臣下の礼を求めている。また、1601年にスペイン総督は家康に書を奉呈している。

1588年にスペインの無敵艦隊がイギリスに敗れ、秀吉が賊船停止令を出し倭寇（後期倭寇：日本人は少なく明人が主体）を禁止すると東シナ海、南シナ海に日本人が積極的に進出するようになる。

秀吉は1591年にはフィリピンに使者を送り、スペイン王に臣下の礼を求めている。また、1601年にスペイン総督は家康に書を奉呈している。

この時期の東シナ海、南シナ海は日本人が支配していると言ってよい。

徳川時代に入ると南洋進出が何度も計画されることとなる。明石道友の話もこの時期の話である。その後、鄭成功が日本に援軍を求めたりするのも江戸幕府の強大な軍事力の背景があるのだ。
鎖国政策後はこの海域にオランダ人の勢力が拡大していくことになる。

その時代のことを簡略にまとめたサイトを見つけたので、ご紹介。
http://www.asyura2.com/0505/asia2/msg/325.html