【教育は学科や学力の事ではない】
論理性と倫理性を育てること。
そうすれば芯の通った人間になることが出来る。
芯の通った人間になりさえすれば、いづれ「志」を持つようになる。
世の中で「夢を持て」と言われている。文明開化時に ”Dream” という言葉を「夢」とだけ訳して「志」という訳を付けそこなったことが理由だ。最初から「夢」と「志」の両方の意味があると訳しておけば、誤解せずに育った人々が今よりずっと多いだろう。とっても残念だ。
つまり、「志」を持てる芯の通った人間を作るために、論理性と倫理性を育てるのだ。
志を持つことの大切さというのは、芯の通った人なら、その志で何を学び何をすればよいかが自ずとわかり、実行できるというその一点にある。
それが教育によって人を作るということだ。
私やあなた、私やあなたの子供たち孫たち、家族や友人、世の中を救うということだ。
人には「志」があると知り、お互いに尊重し合って生活できる知恵のことを「教養」という。
今の国会を見ていると戦後の学校に教育が不在だったと嘆くしかない。