市場で過去に危機に陥ったことがある韓国ウォンをドルに交換してもらえるのも、日本がバックにいて、何があっても見離さないと諸外国が思ってるからだ。諭吉も栄一も気に入らないならスワップ協定も要求しないことだ。
韓国メディア、渋沢栄一を「収奪の象徴」と批判 - 産経ニュース
https://www.boj.or.jp/announcements/release_2019/rel190409a.pdf
韓国の御用学者とマスコミ各社の記者諸君は、何でも善悪二面論で日本を悪者にしたがるから、墓穴を掘ることになる。
近代史と経済をしっかり見直しし勉強する機会として活かして欲しい。
金貨や銀貨ならともかく、信用が無い国が紙の通貨を発行しても、その通貨に信用がないのだから流通しようがない。それが20世紀初頭の朝鮮半島だ。
無理に通貨量を増やせば、通貨の価値は下がるところまで下がって、その通貨を使いたいという人がいなくなる。そしてその代わりに、欲しいという人が多い(価値が下がらず、信用が持続する)通貨が持ち込まれて市場に流通するようになるだろう。
「第一銀行が朝鮮半島に進出したのは1878年の李氏朝鮮時代」であり、韓国が主権を奪われたと主張する日韓併合の32年前。1902年に渋沢栄一の肖像画が描かれた「無記名式一覧払い約束手形」が発行される前でも、後でも自国通貨発行の機会があったはずだ。出来なかったのは、信用力が決定的に不足していたからだ。
通貨発行権は主権国家の権利だが、信用がなければ権利があっても行使しようがないという事だ。その当時の半島には、海外に輸出して外貨に換えられる産品がなかったのだ。つまり能力が不足していたということだ。
恥じるのなら、国の近代化こそが通貨発行能力を育む唯一の方法であったことに気付く優秀な人々を迫害してきた歴史を恥じるべきだ。何でも善悪二面論で日本を悪者にしたがる朱子学的思考方法を改められないから、墓穴を掘ることになる。思考方法すら近代化されていない。これではいけないと昔から韓国の一部の教養人や指導者は気付いていた。しかし発言するたびごとに弾圧され迫害されて来ている。
かっては守旧派に、戦後は主体主義思想に洗脳された人々と彼らに付和雷同する愚か者たちに。
それでも、半島の近代化を助けた恩人として金玉均や渋沢栄一が見直される日が来ることを信じたい。だが、その中途では民族的試練がどうしても必要なのかもしれない。