kaiunmanzoku's bold audible sighs

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海幸彦と山幸彦の物語(5)山幸彦の帰国

【帰国】

わたつみの国で暮らし始めて3年の月日が経ちました。

山幸彦は時々ため息をつきます。

豊玉姫がそれを見て尋ねました。「もしかして、あなたは家に帰りたいのではありませんか」

山幸彦も自分の気持ちを語りました。豊玉姫は父である綿津見の神山幸彦の思いを話しました。

 

豊玉姫から話を聞いた綿津見の神は「なくしたお兄さんの針を見つけてあげましょう」と言って海の中の全部の魚を集めました。すると、「鯛が『口が痛い』と言ってここに来ていません」と魚たちが言います。そこで鯛をよんでのどの奥を見てみると、釣り針が引っかかっていました。

綿津見の神はこれを取り出し、清めて山幸彦に渡しました。

 

その時、

「この釣り針をお兄さんに返す時、『この釣り針は、おぼ針、すす針、貧針、うる針』と唱えながら返しなさい。そして、後ろ手に渡すのです。

もし、お兄さんが高いところに田を作ったら、あなたは低いところに、

もしお兄さんが低いところに作ったなら、あなたは高いところに田を作りなさい。

水をつかさどっているのは私ですから、お兄さんは3年で貧しくなりましょう。

もしそのことでお兄さんがあなたを恨んで攻めてきたら、この塩盈玉(しおみつたま)でおぼれさせ、もし『許してほしい』と言ってきたら今度は塩乾玉(しおふるたま)を出して助けてあげなさい。そうやって、お兄さんを懲らしめるのです」

と言って2つの玉を渡しました。

 

帰る時、山幸彦は一番早いサメに乗って1日で故郷の海岸にたどり着きました。

サメに礼としてひも付きの小刀を首にかけてやりました。(続く)

 

兄 海幸彦 (ホデリノミコト) 

弟 山幸彦 (ホオリノミコト)

海の神様 綿津見の神(ワタツミノカミ)

海の神様の娘 豊玉姫トヨタマヒメ

 

 

 

下の話を簡単にしてみようと思いました。

kaiunmanzoku.hatenablog.com

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