①安全性を否定した根拠に事実誤認がある。高裁が、安全性の決定を下す材料、根拠として記述されている事項は、裁判官の心象で科学性や技術性が歪められ偏っており不当。こと原発の高度で最新の安全性の判断基準は、世界で最も厳しく不当なほど規制を課している規制委員会の判断によるべきだ。
②司法判断の妥当性という観点からも、航空機の安全性などと同様に、高度に技術性専門性を有する問題については、行政が基準や規制を設け専門機関が判断し、司法はそれを尊重するという判決が積み重ねられてきており、それを無視したという点でも不当。
③予測:特別抗告がなされれば、運転は認められるだろう。