#プーチンの暗殺リスト
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2024年1月25日 - ロイター通信によると、モスクワの裁判所は25日、過激な活動を扇動した罪に問われた著名な軍事評論家イーゴリ・ギルキン(ストレルコフ)被告(53)に対し、禁錮4年の判決を言い渡した。ギルキン氏は情報機関「連邦保安局」(FSB)の元大佐。ギルキン氏はロシアのウクライナ侵略を支持する立場からSNSで発信する「軍事ブロガー」の代表格で、今春に政治団体「怒れる愛国者クラブ」を設立した。反乱を起こした民間軍事会社「ワグネル」の創設者エフゲニー・プリゴジン氏をライバル視、ギルキン氏はロシアによるウクライナ侵略を支持する一方、「進め方がおかしい」などとプーチン政権を激しく非難してきた。ギルキン氏は2023年7月21日、SNSで「23年間、取るに足らない国家元首が国民の大半をだましてきた」などと批判して拘束されていた。一時期はプーチン氏から重用され、14年に親露勢力がウクライナから一方的に独立を宣言した「ドネツク人民共和国」の「国防大臣」を名乗っており、同年にウクライナ東部でマレーシア航空機が撃墜され298人が死亡した事件に関与したとして、2022年にオランダの裁判所から終身刑を言い渡されていた被告3人の1人。