kaiunmanzoku's bold audible sighs

Be love Be peace Be harmony Be compassion Be joy

Wherever there is a human being, there is an opportunity for a kindness. 引用・転載はご自由に。ただし、引用元・転載元だけ明記ください。 Feel free to copy and reprint but please just specify an origin of quotation.

「不戦の誓い」は、弱肉強食の現実からの逃避

「不戦の誓い」など、弱肉強食の現実からの逃避だ。

 

この世は、正邪が争うだけではなく、独りよがりの正義が、他の正義を異端視して、打ち倒そうと鎬を削る未熟な魂同士の戦場だ。

 

だからこそ、儚くてささやかな愛と優しさの巣を守るため、だれもが破邪顕正の剣を必要とするのだ。

 

自己に恐怖をもたらすものを不正義と考え、自己に安心をもたらすものを正義と考える人々が、各々の文化観・価値観によって、互いに相手に恐怖の種を見つけ出し、それを絶とうとするのがこの世だと知らねばならない。だれもが、自分の価値観に沿わない「不条理」「不道徳」「悪事」のために、自己の「正義」「道徳律」「善導」を妨げられ、自分や家族、友人、同志同胞を傷つけたり窮地に追い込みたくないのだから。

 

だからこそ、真の「平和とは歴史文化的価値観と人権を相互に尊重しあうこと」によってしか得られない。

 

そして、ここで言う「人権」とは、人類が21世紀までに勝ち得た人類共通の価値観たる「基本的人権」のことだ。

 

21世紀の人類は、自由意思で自ら選んだ自分達の代表からなる議会を通して、国家権力を自らの福祉に益せしむる。
それは法の支配にかなう自然法であり、この原則に反する全ての政府と権力を打倒する権利を人類は持つ。

 

つまり、人類が21世紀までに勝ち得た人類共通の価値観たる「基本的人権」を持ち「個人として尊重される主権者」が「自由意思で選択した代表」によって「国民自身の権利義務」に関し「規範の内容と範囲」を決めるべきだという「21世紀の法の支配が絶対に必要なのだ。21世紀の今、21世紀の法の支配を否定する政府や権力は21世紀に生きる人類共通の敵と言える。

 

そう言う意味で、残念ながら、平和、「歴史文化的価値観と人権を相互に尊重しあうこと」が文明国家共通の努力目標にすらなりえていない。それが人類の現状だ。

 

だから、儚くてささやかな愛と優しさの巣を守るため、だれもが破邪顕正の剣を必要とするのだ。誰も家族や友人の命を犠牲にしたくないのだから。

 

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