思想・哲学・
日本人は無宗教なのか? 人が、善悪(正邪)や生きる意味や事物の根源を知ろうとして知能の限りに努力する。その働きが自分や家族友人を幸せにしたいという建設的な方向を向いている限り、その成し遂げようとする手段が人の力だろうと、人外の力に拠ろうと、…
現実的な安全保障実現の手段をつくすことを抑止といい、その能力を抑止力という。 現実的な安全保障の手段構築を妨害することを破壊活動といい、その手段を破壊工作という。 破壊工作については、以下のブログ記事を参照願いたい。 kaiunmanzoku.hatenablog.…
政治家に対する悪罵も衆愚に対する不満も、日本の民主主義が機能している証拠だ。よりよく機能させる提案もなしに大衆を扇動しようと意図する者たちは民主主義の敵である。民主主義を叫ぶくせに民主主義が分かっていない人は多い。
平和とは、人として本来平等であるべき全世界の人々が、世界のどこにおいても、恐怖と欠乏に曝されることなく、人として尊重される社会を保つこと。 特定の時間や場所にいる特定の人々の安寧を指すのではない。恐怖なき生存・欠乏なき生活・人としての尊厳を…
自主憲法でない明白な証拠 立憲主義国ならば、憲法はその国と国民の文化的価値観を世界に宣言する主張であるはず。 なぜ共産主義者が揃って護憲派なのか。 日本を破壊できるツールとして有益だからだ。日本国と日本国民の文化的価値観を破壊できるからだ。
寛容性は見知らぬ相手に対する共感能力。リベラリズムの根底だが、現代のリベラルは異なる。「普遍的価値観はこうあるべきだ」という独善性に陥っている。それに気が付かないリベラルファシズムが心配だ。
立憲主義国ならば、憲法はその国と国民の文化的価値観を世界に宣言する主張であるべきだ。
民主主義の矛盾は、政治が高度に技術化・専門化しているのに、主権者が生活に追われる庶民という現実だ。政治家は古来から生活者であった例がない。そこに付入るのが共産主義を含む大衆迎合という手練である。だから、政治家は生活を知る哲学者であるべきだ…
『日本書紀』 「豊葦原(とよあしはら)の千五百秋(ちいほあき)の瑞穂(みずほ)の國 は、是(こ)れ吾(あ)が子孫(うみのこ)の王(きみ)たるべき地(くに)也。宜しく爾皇孫(いましすめみま)、就(ゆ)きて治(しら)せ。行矣(さきくませ)、寶祚…
マキャヴェリズムは政治を宗教から切り離した。そもそも全ての教条主義から政治は切離されるべきだろう。教条とは「独善の世界」だから、「独善」を教義とする共産主義が「君主論」(16世紀)以前の野蛮な理論になってしまったことは明白だ。 いい しげる - …
いい しげる - 【法の支配 反天皇活動をする判事の存在はなぜ許されないか】... | Facebook 【法の支配 反天皇活動をする判事の存在はなぜ許されないか】 成文化された法のほかに、人間社会には明文の法以上のものが「法」として存在している。時に自然法と…
いい しげる - 「カエサルの物はカエサルに」... | Facebook 「カエサルの物はカエサルに」 政教分離を表す。また、物は本来の持ち主に返せという意味としても使われる。 この言葉が発せられた時期、ユダヤの民はローマ市民権を得ると兵役を義務付けられ皇帝…
日本の政治:文明の選択が問われている 悪の帝国ソ連の没落後に、保守陣営に居られなくなった人物は結構多い。例えばMr.剛腕。冷戦後の米中の対立構造は、イデオロギーだけではなく、華夷秩序への決別か回帰かという選択を迫るからだ。経済戦争で峻別は加速…
世に絶対的な正義は絶対に存在しない。だから、正義を硬性憲法で定める危険性は憲法の教条化にある。最重要は国民主権と基本的人権であり、国家と民族の歴史と文化を基礎にする「法(価値観)の支配」だ。 www.facebook.com
憲法前文に入れるべき言葉 「日本の歴史と文化の尊重」もしくは「三種の神器承継の精神を護持する」の語句。 「民族の存亡を賭して戦った日本史上唯一無二の本土決戦が沖縄で行われた」 「失われた領土」としての「北方領土」「竹島」の記述。 建国当初から…
聖典の世界観から逃れられないマルクスによって作られた共産主義。そこでは神を否定したうえで「人が神に代わる」。だから「独裁」が必要だ。また、聖典が善悪二面論だから、善の勝利のために階級闘争は必須となる。 まさに独善の世界観はカルトそのものであ…
私がダライ・ラマ法王のミドルウェイを支持する理由それは、ダライ・ラマ法王のミドルウェイが平和主義だからという単純な理由ではない。 中華人民共和国内にチベットが留まるということは、仏教による人々への影響を留めるということだ。モンゴル帝国にチベ…
日本の歴史は三種の神器承継の精神によって形作られてきたからこそ、日本国憲法第一条「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」と記される。 天皇とは三種の神器承継の精神を指す。その象…
私は、日本国民の、日本国民による、日本国民のための憲法であると世界へ主張することこそが重要と考え、「日本の歴史と文化の尊重」の語句は憲法のどこかに必要だと思っている。その意味するところは《三種の神器継承の精神》だ。 かって、国家神道の名にお…
物まねや盗みでしか社会を発展させられないのが共産主義 ところで、共産主義やカルトのお国では、独自の人生観や文化や教養を語る思想家や哲学者、あるいは文学者が出てきて、多くの人に影響を与えるなどという事が起こり得るのでしょうか。甚だ疑問ですね。…
民主主義の矛盾は、政治が高度に技術化・専門化しているのに、主権者が生活に追われる庶民という現実だ。政治家は古来から生活者であった例がない。そこに付入るのが共産主義を含む大衆迎合という手練である。だから、政治家は生活を知る哲学者であるべきだ…
脳科学と呼ばれる分野で「どうもそうらしい」と思われている事実を私なりに単純に表現してみた。2017-10-09にFBにメモったもの。 いい しげる - 究極の洞察力と着想の独創性は「無意識」のなせる業であり、人はそれを天才と呼ぶ。理性と呼ばれる「意識... | …
治安維持における「力」の正当なコントロール 現実的手段として、国家権力による中央統制が治安維持における正当性と効力の源である。しかし、その国家は国民自身が参加し国民自身が権力の主人でなければならない。 そのような法治が行われる民主主義的な国…
「日本における法の支配」とは何かを憲法学者は問い直す必要がある。 明文の法以上のものが「法」として存在している。時に自然法と言われるものだ。それは人の理性によって発見され、時に実定法を定め改正する。 人の理性によって発見された「〇〇すべし」…
成文化された法のほかに、人間社会にはその社会を成り立たせる「規範」が存在する。人間社会を成り立たせている道徳や伝統や宗教や習俗があって、その秩序が脅かされる時に「それをしてはいけない」「こうあるべきだ」という「規範」が意識される。個人の生…
宗教的文化観に基づく倫理的嫌悪感を #Hate 、宗教的文化観に基づく異文化排斥を #Racism といい、そこには善と悪という聖典の民の持つ二面的世界観がある。だけど日本にはそのような世界観が存在しない。 いま日本でマスコミに取り上げられる #LGBT 差別と…
何時でも生贄の羊を探している人がいる。誰かを貶めることで安心を得たい人々だ。不安だらけで自分を肯定できないのだ。一緒に誰かを虐げれば不安が収まり、孤独感が癒されるのだ。だから彼らはいつもそこに逃げ込もうとする。 いい しげる - 何時でも生贄の…
慰霊は生者の死者に対する敬意の事だ。 その敬意は同胞愛と深い共感によって出来ている。 同胞愛と共感は家族間の愛や祖国への愛にも共通のものだ。 祖国愛と市民 『義務について』マルクス・トゥッリウス・キケロ - kaiunmanzoku's bold audible sighs いい…
国旗・国歌への敬意とは歴史文化を共有する同胞としての喜びと愛を形にすることだ。そこには過去に生きた者と今生きている者とを問わず、同胞に対する共感がある。 だから、異邦人にその敬意の喜びと愛を伝えるべし、その共感は文明人共通のものだ。 www.fac…
【三種の神器継承の精神は八百万の神々と共存してきた日本の一部であって全てではない】 三島由紀夫を誉めすぎたかもしれない。 私は、三島のこの主張《三種の神器継承の精神》には100%賛同しているのだが、三島が体現した三島の生きざまの信奉者ではない。…